工業情報化部が13日伝えたところによると、今年3月の自動車の生産台数は前年同月比58%増の173万4300台、販売台数は56%増の173万5200台で、2月に比べそれぞれ44%と43%伸びた。一方、第1四半期(1-3月期)の自動車の生産台数は前年同期比77%増の455万4500台、販売台数は72%増の461万600台だった。3月と第1四半期の生産・販売台数はいずれも過去最高となり、どの車種も右肩上がりに伸び、昨年の勢いを引き継いでいる。
中国自動車工業協会の分析では、今年に入って自動車の月間生産・販売台数は最高記録を2度更新し、各月の生産・販売台数は150万台を上回った。どの車種の生産・販売台数も右肩上がりに伸びており、昨年の勢いをそのまま引き継いでいると判断できる。
同協会の朱一平助理秘書長によると、3月の生産・販売台数は今年に入って以来のピークを迎え、それぞれ前年同月比58%増の173万4300台と56%増の173万5200台を達成した。1月から3月にかけての生産・販売台数もそれぞれ前年同期比77%増の455万4500台と72%増の461万600台と勢いよく伸びている。3月と第1四半期の生産・販売台数はいずれも過去最高となり、▽どの車種も伸び▽排気量1.6リットル以下の乗用車の市場シェアが低下▽商用車の生産・販売台数が過去最高▽企業の在庫は安定▽自主ブランド乗用車の市場は安定▽自動車の輸出がやや上昇▽自動車産業の経済効果は持続的に上向き--といった特徴がみられる。
「人民網日本語版」2010年4月14日