中国再保険集団と怡安奔福再保(中国)顧問有限公司が共同主催する「2010年アジア太平洋地区農業保険再保険国際シンポジウム」が19日、北京で開催された。約20の国と地域から260人を超える各代表が参加し、農業保険の持続的で安定的な発展をどのように進めるのがよいかを話し合った。
同集団の呉高連総裁(社長)が同日指摘したところによると、2007年に中国政府が政策的な農業保険を支援・推進して以来、中国の農業保険は急速に発展する新たな段階に突入した。09年の保険料収入は134億元に達し、提供したリスク保障は3812億元に上り、加入者は1億3300万世帯を超えた。中国は現在、米国に次ぐ世界2位の農業保険市場となっている。また中国の農業再保険の保険料収入が農業保険の保険料収入全体に占める割合は20%に迫り、農業再保険業務はすでに再保険業務における3番目の保険料収入源となっている。
「人民網日本語版」2010年4月20日