広東省の広州税関が19日に発表した統計データによると、今年第1四半期(1ー3月)、広東省の自動車輸出台数は累計8418台に上り、前年同期比30.1%増加した。日系自動車メーカーが米国市場で挫折したことが、中国メーカーにチャンスをもたらし、同期の中国メーカー対米輸出台数は657台に達して前年同期の9.5倍に増えた。
昨年の広東省の自動車輸出は全体として大幅に低下し、特に第4四半期(10ー12月)は3カ月連続で大幅に低下するという局面を迎えた。今年1月には輸出が下げ止まり、単月の輸出台数は前年同月比9.8%増加の2979台に達し、3月には輸出増加率が51.7%に拡大した。だが世界の自動車市場はまだ全面的な回復には至らず、今年1ー3月の月間輸出台数が3千台を超えることはなかった。