アーンスト・アンド・ヤングのグローバル・オートモティブ・センターがこのほど行った、プラグインハイブリッドカーまたは電気自動車の購入意欲に関する調査によると、中国の回答者の60%が「購入を検討する」と回答した。米国、日本、ドイツ、英国、イタリア、フランスの約5倍にあたるという。
中国の回答者は1千人で、その多くがプラグインハイブリッドカーや電気自動車といったまだ広く採用されていない動力システムに対し、強い購入意欲を示した。回答者の一部は今後3年以内に自動車を購入する予定であり、新エネルギー車が第一候補になるかもしれないと答えた。
同センターのマイク・ヘンリー代表によると、中国の消費者は新エネルギー車について比較的よく知っており、このことが多くの消費者が新エネルギー車を選択する主な原因だ。もう一つの興味深い原因は、中国の消費者の走行距離数だ。多くの人が通勤に自動車を使い、勤務先までの距離が近いため、現在の新エネルギー車が抱えるバッテリー不足の問題がクリアされる。