2010年北京国際汽車展覧会(北京モーターショー)の開幕式が25日に行われた。今回は展示面積、出展メーカー、出展車両数がいずれも過去最大・最多で、当代最高レベルの国際的モーターショーとなった。
今回は初めて北京国際展覧中心の新館と旧館が同時に使用され、展示面積は20万平方メートルに迫った。16の国と地域から2100のメーカーが参加し、出展車両数は990台に上り、うち世界初公開車が89台。今回のテーマは「エコ未来への思い」で、出展メーカーは省エネ・汚染物質排出削減のさまざまな新技術をお披露目した。
金融危機の影響により、昨年の米国のデトロイトモーターショー、日本の東京モーターショーは主力メーカーが出展しないという事態に陥った。金融危機の陰から脱出したばかりの多国籍自動車大手は、中国自動車産業の成長の果実を得ようと、相次いで対中投資を拡大し、最新の製品や技術を導入して、ポスト金融危機時代の中国市場に積極的に打って出ている。今回のモーターショーの主役はこれらのメーカーたちだ。
「人民網日本語版」2010年4月26日