1-3月 広告市場の伸びが新記録

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発信時間: 2010-05-11 17:39:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

マーケティング会社・CTRがこのほど発表した広告費用に関する最新の統計データによると、金融危機の「洗礼」後、中国広告市場は基本的に勢いを回復し、今年第1四半期(1-3月)には広告投入量が前年同期比22%増加し、広告費用は1300億元を超えてここ数年の記録を更新した。

国家広播電影電視総局が打ち出した政策の影響を受けて、同期には各級のテレビチャンネルにおける広告時間が全体として減少傾向を示し、省レベルの衛星テレビや中央レベルのチャンネル資源が明らかな縮小傾向を示した。テレビ媒体の広告投入量の伸びが20%にとどまって初めて前年同期を下回り、広告市場全体の平均レベルを下回ったが、それでも広告投入量シェアは79%で依然として圧倒的な優位に立っている。

マクロ政策の影響を受けて、テレビ局メディアがテレビ広告投入の受け皿となり、同期の増加率は38%で他のメディアを上回った。

新聞、雑誌、屋外など各メディアの同期の増加率はいずれも2けたに達し、過去4年間で最高だった。特に自動車や家電製品の農村部での普及政策に牽引される形で、交通産業が平面メディアの広告投入量の増加に大きく貢献した。一方、テレビメディアでの広告投入に大きな制約を受ける商業・サービス産業は屋外広告の投入量を増やしており、同期には同27%増加した。

同期の中国広告市場の大幅増加は、主として9つの産業--化粧品・浴室用品、飲料、交通、家電製品、アルコール飲料、娯楽・レジャー、薬品、コンピューター・オフィスオートメーション(OA)製品、食品の各産業の貢献によるところが大きい。広告投入量が最も多かったのは化粧品・浴室用品産業で、増加率も34%と最も高く、広告市場全体の広告投入量の伸びを力強く推進した。2009年にトップに立った飲料産業は同期には伸びが鈍化して、同30%の増加にとどまった。薬品産業はこれから広告投入量が増えそうな勢いをみせている。

「人民網日本語版」2010年5月11日

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