日本の外務省がこのほど、7月1日より中国人観光客の個人ビザの申請範囲を全面的に拡大すると発表したことを受け、日本政府観光局北京事務所の柏木隆久代表は北京で新政策について詳しく紹介した。
柏木氏によると、今後はすべての日本総領事館で個人ビザの申請を受け付けるほか、ビザ代理申請が可能な旅行会社が48社から280社に拡大される。最も重要なのは申請者の範囲が緩和されることで、ある程度の経済力がある中国人は本人同行の場合、三親等までの親族の個人ビザを申請できるようになる。本人が同行しない場合は二等親までの親族の個人ビザ申請が可能。ある程度の経済力とは、安定した仕事と国際クレジットカードのゴールドカードを持っているか、それに相当する能力があること。国際的なクレジットカード会社はゴールドカードの申請条件を月収5000元以上と定めている。
「人民網日本語版」2010年5月20日