中国、中米関係発展の促進に7つの提案

タグ: 中米 経済 対話

発信時間: 2010-05-25 10:38:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第2回中米戦略・経済対話の中国側報道官を務める馬朝旭氏は24日、新時代における中米関係の発展をいかに促進するかについて、中国は次の7項目がもっとも重要だと考えると述べた。

1. 両国のトップが重要な共通認識に達するよう務め、21世紀の積極的な協力の全面的な中米関係を構築することに力を入れ、適切な行動をとり、ともに試練に立ち向かうパートナー関係を築く。

2. 中米間の3つの共同コミュニケと『中米共同声明』は新時代における中米関係の発展で守るべき基本原則で、双方はこれらを確実に実行する必要がある。

3. 米国側が中国のコア利益を尊重し、配慮し、特に台湾問題やチベット問題などの敏感な問題を適切に処理することを望んでいる。

4. 経済貿易、エネルギー、環境、反テロ、核拡散防止を引き続き進め、法執行、科学教育、農業、衛生、品質検査などの分野での交流と協力を進める。高速鉄道のインフラ建設、民間航空、宇宙研究などの分野での新たな協力を展開し、中米協力のパイを大きくする。

5. 双方はポスト金融危機時代のマクロ金融、経済政策の協調を強化し、重要な地域・国際問題で協力し調和をはかる必要がある。G20の規則と制度の構築、国際金融機関の改革、気候変動などの世界的問題に関する協力と協調を強化する。

6. 両国の立法機関、党紀、地方、学術機関、青年などの交流を促進し、中米の人文交流メカニズムや留学生の相互派遣などの協力プロジェクトを実施し、中米両国民の理解と友好を深める。

7. 新時代における中米関係発展にプラスとなる世論環境をつくり出す必要がある。双方の共同努力のもと、中米が長期的に安定し、信頼した持続可能な発展の新しい形の関係を築けることを望んでいる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月21日

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