第2回中米戦略経済対話の開幕式で挨拶する中国の胡錦涛主席
第2回中米戦略・経済対話が24日午前、北京で開幕した。中国の胡錦涛国家主席が開幕式で挨拶し、「中米両国が共に関心を寄せる全面的、戦略的、長期的な問題をめぐって意見を交わし、相互信頼を深め、協力を推進するよう希望する」と述べた。
胡主席は、「今回の対話は国際政治経済情勢に新たな変化があり、中米関係の発展が新たな機会に恵まれる時期に開催されたものであり、対話を通じて積極的な成果を収めるよう推進することは中米両国にとって重要な意義を持っている」と述べた。
胡主席は、「中米両国は国情が異なり、一部の矛盾と食い違いを避けることはできない。重要なのは、互いの中心的な利益と関心を寄せる問題を尊重し、一部の敏感な問題を適切に処理し、相互信頼の基礎を強めることである」と指摘した。
また胡主席は、「21世紀の積極的、協力的、全面的な中米関係を確立することは、両国と両国人民の根本名利益にかない、世界の平和と発展を促進する上で必要なものだ」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月24日