中国銀行は9日、米国の国際送金サービス大手マネーグラム・インターナショナル(MoneyGram International, Inc.)と、個人向け国際送金サービスの業務提携に関する協定を結んだ。これにより、個人間の国際送金にかかる時間はわずか10分前後に短縮される。
営業時間内であれば、申請表を記入するだけで、10分後には同社が世界190の国と地域に展開する20万余りの代理店に送金される。手数料も割安となっており、2000ドルを送金する場合であれば、手数料はわずか120元(約1600円)。普通の国際送金に比べると30元(約400円)安い。中国銀行はすでに北京市、広東省、江蘇省の全支店で同業務を開始しており、2011年末には全ての省と市で取り扱う見込みだという。
「人民網日本語版」2010年6月10日