米競争力委員会とDTTグローバル製造業グループは24日、共同で「2010年世界製造業競争力指数」を発表した。それによると、米国の競争力は2015年、4位から5位に低下し、上位国の中ではランキングが下がる唯一の国となるという。一方で、中国とインドはそれぞれ1位と2位にランクインするとの見通しだ。「中国新聞網」が伝えた。
同報告は、2009年末から2010年初めにかけて、世界のCEOおよび製造業の高官約400人に対して行ったアンケート結果と、主要経営者への取材に基づくもの。
報告によると、多くの回答者が、中国はイノベーション型人材、労働力、原材料コスト、エネルギーコスト、政策など、主な競争力の向上要素においてメリットを持っていると考えている。