成思危氏:不動産価格が下がり続けることはない

タグ: 成思危 不動産 価格

発信時間: 2010-06-29 15:55:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

著名経済学者の成思危氏

「不動産価格が下がり続けることはありえない。下げ続けることのメリットはどこにもない」。中国の膠着状態となっている不動産市場について、著名経済学者の成思危氏は6月26日、「中国不動産2010夏季ハイレベルフォーラム」の席上でこのように述べた。

成思危氏はその中で、長期的に見れば不動産価格は上昇するはずだと予測している。中央政府は都市部不動産価格の急激な上昇を抑制しているが、不動産価格を下げ続けることを意味するわけではない。

「不動産価格が下がり続けることはありえない。下げ続けることのメリットはどこにもない」。成思危氏はまた、「一部の人は不動産価格が40%~50%下がると見ているが、その根拠はない。さらに、中国の不動産価格は2005年の水準に戻ると予想する人もいるが、その可能性もあまりない」と、中国不動産市場の長期低迷期入りの可能性を否定した。

「長い目で見れば、インフレの角度からも、需給関係の角度からも、不動産価格は上昇するはずだ。短期的には値下げもあるが、下げ幅は限られている」と、成思危氏は述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月29日

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