7月5日~6日の両日、中国共産党中央・国務院が主催する西部大開発会議が北京で開催された。胡錦涛中国共産党中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は7月5日、同会議で重要な演説を行った。
胡錦涛国家主席はその中で、「当面、国内外の環境は複雑に変化し、改革と発展・安定の維持における任務は極めて困難なものであり、中国の発展が直面する新しいチャンスと試練が際立ち、西部大開発が直面する新しいチャンスと試練も際立っている。西部大開発は大きな成果を収めたが、西部地区と東部地区の発展レベルの差はまだ大きく、西部地区は依然として中国のいくらかゆとりのある社会の全面的構築における難点・重点となっている」と指摘した。
胡錦涛国家主席はまた、総合経済力の大幅向上を西部地区の発展における戦略目標の1つであると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月7日