▽企業のコスト圧力が著しく上昇
企業の動向をみると、上半期には原材料コストが前年同期比20-30%上昇し、労働力コストも上昇して、輸出による利益が縮小している。
▽依然として厳しい状況にある貿易摩擦
今年上半期に、中国を対象として発動された貿易救済措置としての調査案件数は38件に上る。これに過去2年間に相次いで発動された案件の裁決が長引いていることを考え合わせると、累積する案件数が今後一定の期間の輸出に与える影響は過小評価できない。
姚報道官によると、国は引き続き、対外需要政策の安定性と連続性の維持に努め、的確性と柔軟性を高めるとともに、対外貿易発展モデルの転換を加速させ、バランスが取れて持続可能な対外貿易の発展を促進する方針だという。
「人民網日本語版」2010年7月21日