第7回中国(長春)国際自動車博覧会(長春モーターショー)が7月15日から22日まで長春国際会議展示センターで開かれた。同モーターショーには132社の927台が登場し、展示台数は過去最大を誇る。業界関係者は、モーターショーから自動車購入の動向が分析でき、現在と今後の市場の特徴や消費者の需要を映し出していると考える。今回の長春モーターショーにも、今後の中国自動車市場の新動向が表れている。
今回のモーターショーから見ると、消費者の需要はますます多様化し、小排気量車への関心は昨年と比べ低くなり、SUVなど多目的車の人気が高まった。自主ブランドや合弁ブランドの競争において、消費者の選択の幅が広がり、企業はさらに大きな試練に直面する。
また、新エネルギー車を重点とした政策が出される中、多くの消費者はハイブリッドカーや純電気自動車に対し様子見の姿勢を続けている。
業界関係者は、「こういった新動向は、企業が市場に順応し、時期に合わせて製品構造を調整し、需要に合った製品を積極的に開発し、変化し続ける消費者の需要を満たすことを要求している」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月23日