新華社通信によると、「中国西部経済発展報告2010」青書が24日、内蒙古自治区のフフホト市で発表された。青書は「西部大開発実施10年来、地元の経済成長率は8年連続して10%を超えた」とした。
青書は「西部大開発戦略が実施された後、西部地区の固定資産投資の増加のスピードが早くなり、地域経済は急ピッチで成長した。また、住民の生活レベルも大いに改善され、対外開放レベルも高まっている」とした。
青書は「2009年、西部地区は国際金融危機の影響を受けたものの、内需拡大政策の刺激や投資増加、各地政府の効果的な危機対応策などの要因によって、西部地区の経済は落込まなかったどころかかえって成長しつつある。これと同時に、西部地区は国民生活の改善、教育、保健衛生、社会保障に力を入れ、5つの省の都市部住民の一人当たりの可処分所得の伸び幅は10%を超えた」とした。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月25日