米国の会社が世界で初めて開発した空を飛ぶことのできる自動車が、航空当局に認可されて大量生産に入った。今年下半期には納入・使用される見込み。「財経国家週刊」が伝えた。
「空飛ぶ車」の正式名称は「トランジション・ローダブル・エアクラフト(Transition Roadable Aircraft)」。米マサチューセッツ州のテラフュージア社が開発した。車体は長さ5.8メートル、幅2メートル、翼は8.4メートル、総重量は650キロ。
陸上を走行するときは「翼」と「尾翼」が折りたたまれ、見た目は普通の自動車と変わらない。どんな道路でも運転することができ、自宅に乗って帰って、車庫に停めておくことが可能だ。空を飛ぶときは、ボタン一つで翼が開き、わずか15秒で「飛行機」に変身。普通の飛行機と同じように青空を飛び回ることができる。地上に降りた後も、ボタン一つで翼が折りたたまれ、わずか15秒で「自動車」に戻る。