4大特区設置30周年、今後の展望は

4大特区設置30周年、今後の展望は。

タグ: 4大特区 30周年

発信時間: 2010-08-04 17:26:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

汕頭特区は、初めて台湾との直接海運を許可された港湾の一つであることを契機に、台湾との人的交流の推進及び経済貿易協力の拡大を開放拡大の新しい突破口とする。

総じて言うと、経済特区は、「5つの機能区」と「2つの重要基地」にならなければならない。つまり、体制の総合改革を深める先行区、科学的発展モデルを実践する試験区、開放拡大の重要な国際的ゲート区、中国・ASEAN自由貿易のスタート区、広東・香港・マカオ・台湾の緊密な協力を探索する模範区、戦略性新興産業構築の集中区であり、世界最先端の製造業基地及び現代サービス業基地を打ち立てる。

今後の特区は、改革と発展を通して以下の「5つの転換」を実現する。

(1)政治体制改革をさらに深め、公民の秩序ある政治参加を拡大し、管理全能型政府から公共サービス型政府への抜本的転換を実現する。

(2)社会管理体制改革をさらに加速させ、社会発展を伝統的社会から民主法治、公民社会へと転換させ、公平公正を実現する。

(3)自主革新、ハイテクノロジー、ハイエンド産業による牽引をさらに強め、産業発展のローエンドからハイエンドへの転換、経済発展の粗放から品質と効率重視への転換を実現する。

(4)生態文明の建設をさらに推進し、経済発展の単一のGDP志向型から経済と社会、人間と自然環境の総合協調発展志向型、及び省エネ、低炭素、環境保護型経済への転換を実現する。

(5)地域経済協力をさらに推進し、都市発展を単一化から都市群一体化、深セン・香港一体化、珠海・マカオ一体化、珠江デルタ一体化、広東・福建・台湾の全面的協力へと転換させる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月4日

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