環境税、「十二・五」期間中に実施の可能性

環境税、「十二・五」期間中に実施の可能性。

タグ: 中国 経済 環境税 

発信時間: 2010-08-10 16:53:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の環境税の研究はすでに段階的な成果を収め、財政部、国家税務総局、環境保護部は近く国務院に環境税の徴収と試行に関する文書を提出し、2013年に実施となる見通し。

環境税とは、一つの税体系で、単独の税目ではない。環境汚染と生態破壊の社会コストを生産コストと市場価格に組み入れ、市場メカニズムを通して環境資源を配分する一種の経済手段である。環境税の実施の難点はどこか。どの業界や産業が影響を受けるか。地方政府はなぜ環境税に重視するのか。中央テレビ(CCTV)の記者が財政部財政科学研究所の蘇明副所長に話を聞いた。

記者 近ごろ環境税の徴収に関する情報をよく耳にし、いくつかの部・委員会はすでに意見をまとめ、2013年に環境税の徴収を開始するという情報もあるが、その可能性はどれほどか。

蘇明氏 環境税は非常に重要だと思う。まず、中国の税収制度は発展、整備の途中で、全体的に言って環境税は不十分である。環境税の改善は中国の税制を構築する上で大きくプラスとなる。次に、環境税の徴収は、生態環境の改善、省エネ・排出削減の任務を遂行する上で大きくプラスとなる。政府は環境税に非常に重視しており、国家計画と関連政策の中で何度も環境税の徴収について検討するよう提起している。私個人、環境税は「十二・五(第12次5カ年計画)」の期間中に実施される可能性が高いと思っている。

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