ブラックストーンに先駆け、不動産大手の米ハインズ社が2009年11月、大連高級シーサイドエリアの住宅プロジェクトに投資している。同年、ハチソン・ワンポア、キャピタランド、サイモン・プロパティ、プロロジス、ティッシュマン・スペイヤー・プロパティズなど海外不動産開発大手が続々と、中国の第一線都市(大都市)や第二線都市(地方都市)に参入した。
外資が中国不動産市場へ参入する方法を見ると、彼らは一般住宅市場にはあえて殴りこみをかけず、高級不動産を投資ターゲットとしていると業界アナリストは指摘する。このことから、外資は、一般市場よりも高級市場に先高観を持っている様子が伺える。
「人民網日本語版」2010 年8月24日