輸入食品から致死性菌を検出

輸入食品から致死性菌を検出。

タグ: 輸入 食品 致死性菌

発信時間: 2010-08-27 17:50:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 

 国家品質監督検査検疫総局はこのほど、2010年4月・5月の輸入不合格食品・化粧品情報を発表した。世界的ブランドを含む約300ロットの輸入食品・化粧品が返品または廃棄処分された。

 今回問題が検出された輸入食品は各種乳製品、蜂蜜、チョコレート、ビスケットなど。

 ■牛初乳から基準値を超える亜硝酸塩を検出

 乳製品は依然として不合格品の「常連」だ。このうち、ニュージーランド産粉ミルク272.1トンは脂肪含量が国家基準に合わないとして返品された。いずれも現地のある大企業の製品で、4ロットに分けて上海、東莞、杭州などの企業が輸入した。英国産のチェダーチーズ20.86トンも酵母菌が基準値を超えていると指摘された。国内の乳製品会社が蘇州経由で輸入したものだ。

 米国産の牛初乳製品2トンは基準値を超える亜硝酸塩が検出されたため返品された。同様に、米国産の食品用たんぱく質濃縮ホエイパウダー18.75トンも亜硝酸塩が基準値を超えていると指摘された。亜硝酸塩は外観も味も食塩に似ているが、工業や建築業で広く使用されている。資料によると、亜硝酸塩によって中毒症状を起こす可能性は高く、0.3-0.5グラムを口にしただけで中毒を起こし、死ぬことすらある。

 国家品質監督検査検疫総局は、これらの問題製品はすでに法に基づき返品・廃棄または用途を変更しており、国内市場には流通していないと強調する。

 「人民網日本語版」2010年8月27日

「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。