専門家:全国民がGDP増加から利益を得るべき

専門家:全国民がGDP増加から利益を得るべき。 中国の第2四半期の国内総生産(GDP)が日本を超え、世界2位に躍り出たことが関心を集め、討論されている。多くの学者は、中国のGDPは規模が大きく質が低いという問題に重視する必要があると指摘する。

タグ: 中国 GDP 

発信時間: 2010-08-31 14:56:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の第2四半期の国内総生産(GDP)が日本を超え、世界2位に躍り出たことが関心を集め、討論されている。多くの学者は、中国のGDPは規模が大きく質が低いという問題に重視する必要があると指摘する。では、中国のGDPは大きいが強くないという状況は具体的にどの方面に現れるだろうか。国家発展改革委員会マクロ経済研究院の元常務副院長、劉福垣氏はこれについて以下の見方を示した。

世界2位のGDPの規模は、中国の経済建設と経済発展で得た偉大な功績だ。また中国は、この世界2位ということを冷静に受け止める必要もある。急速に上昇しているが、GDPの規模が大きいことは国民が豊かで国が強いということではない。中国は人口が多いため、1人当たりGDPは世界で100位以下だ。中国はこれを冷静に認識しなければならない。

中国は大きいが強くないという状況は多くの面に現れている。最も重要な問題は、GDPは大きいが国民の利益は少ないということだ。給与の対GDP比は非常に低く、国民収入の対GDP比も低く、利益の多くを外国人にもっていかれている。その原因は中国が過去に経済学の西側化の落とし穴にはまり、GDPを追い求めるフェティシズムの霧の中をさまよったことにある。GDPは増加したが利益は少数の人や外国人にもっていかれ、GDPを作り出した人は利益を得ることができないという状況を防ぐ必要がある。GDP増加から全国民が利益を得るべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月31日

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