中国の対外直接投資、8年連続で増加

中国の対外直接投資、8年連続で増加。

タグ: 中国 投資

発信時間: 2010-09-06 17:23:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

商務部、国家統計局、国家外貨管理局は5日、「2009年度対外直接投資統計公報」を福建省廈門(アモイ)市で発表した。それによると、昨年の対外直接投資額は過去最高の565億3000万ドル(前年比1.1%増)に達し、世界の5.1%を占め、発展途上国・地域ではトップ、世界では5位となった。中国の対外直接投資は8年連続で増加した。

商務部弁公庁の沈丹陽副主任によると、09年の対外直接投資残高は2000億ドルを上回り、前年より大幅に増加、投資国がより広範になった。09年末の時点で、1万2千人の国内投資家が世界177カ国・地域において直接投資を行い、企業1万3千社を設立、対外直接投資額は2457億5千万ドル、中国企業の在外資産総額は1兆ドルを超えた。

地域別にみると、アジアは中国企業が最も集中して進出している地域で、次が欧州、アフリカと続いた。このほかにも、地方政府による対外投資が急速に伸びており、なかでも中部地域の伸び率が最大となった。09年の地方政府による対外直接投資額は前年比63.4%増の96億ドル、うち中部地域の伸び率は2.1倍に達し、上海、湖南、広東の順で対外直接投資が高かった。一方浙江省は中国で対外投資を行っている企業が最も多い。

「人民網日本語版」2010年9月6日

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