科技部の万鋼部長は4日、「2010年中国自動車産業発展国際フォーラム」に出席し、「中国の電気自動車はこの10年間で、開発段階から産業化段階へと進んだ」と指摘した。「新華社」が4日に伝えた。
万鋼部長は、以下のように述べた。
電気自動車の車体に関する技術面においては、中国が知的所有権を持ち、中国の公共交通と自動車市場の特徴にあわせたハイブリッドカー、電池自動車、燃料電池システムの技術プラットフォームがすでに確立され、総合的な技術も把握、中国企業はすでに一連の応用製品を開発している。モーター、電池、コントロールシステムにおいては、自動車用のニッケル水素、リチウムイオン電池、燃料電池、モーターなど、電気自動車の性能に大きく影響する部品分野で、中国は重要な進展を得ている。
電気自動車の技術面では、中国は世界トップレベルに近づいており、一部の指標では、一定のメリットを確立している。要となる技術の開発から産業化の準備にいたるまで、すでに全面的に展開されており、一定の規模を持つ電気自動車の部品産業も形成されている。
「人民網日本語版」2010年9月6日