賃上げ、中国の外資誘致に影響するのか?

賃上げ、中国の外資誘致に影響するのか?。

タグ: 賃上げ 中国 外資誘致

発信時間: 2010-09-07 17:18:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第四に、投資環境を評価する際、労働コストは投資コストの一部にすぎない。世界のグローバル企業数百社を対象に行ったアンケートでは、投資を考える要因として、市場チャンス、政治的リスク、法律環境が上位3位にあげられ、賃金水準は5番目。賃金水準の重要性と近かったのは労使関係と税収優遇だった。別の在中外資系企業1500社を対象にした調査によると、沿海地域の労働コストの上昇に対応するため、多くの外資系企業が引き続き中国の内陸部への産業移転を選択していることがわかった。このことからもわかるように、中国には市場のチャンス、市場の深さと広さ、地域の成長の可能性、経済の成長性、産業基盤、労働者の資質、政治リスク、政策・法律環境のどれをとっても総合的な競争力がある。総合的な競争力が落ちていないことを前提に、労働者の賃金を適度に値上げしても、外商投資が急に冷え込むことはない。商務部の外資統計によると、今年1月から7月にかけ、全国で実際利用された外資額は前年同期比20.65%増の583億5400万ドルだった。

外資誘致の総合的な競争力を保っているとはいえ、中国は今後の努力を通じて政府の外商投資企業に対するバックアップやサービスをさらに向上し、マクロ経済の質を高め、市場開放度を拡大し、労働者の資質を向上し、より開放的でより優れた投資環境をつくっていく必要がある。(作者:人民日報特約評論家、同済大学経済管理学院教授 石建勲)

「人民網日本語版」2010年9月7日

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