中国通領科技集団はこのほど、米国政府機関に対する訴訟で初めて勝訴した。同集団は3年間と11日にわたって努力を怠らず、米国国際貿易委員会(ITC)が同集団に不利な判決を下したという状況の中で、司法に訴え続け、ついに逆転勝訴した。中国企業が米政府機関に対する訴訟で勝利したのは、今回が初めてのケースだ。
同集団の陳伍勝董事長(会長)によると、米連邦巡回控訴裁判所は今年8月27日、関税法第 337 条に基づく調査により、同集団が権利を侵害しているとしたITCの判定を却下し、同集団の漏電遮断機(GFCI)製品に特許権侵害はみられないとの判定を下した。さらにITCに対し、同製品に対する税関の制限禁止令を修正・解除するよう求めた。
「人民網日本語版」2010年9月16日