『上海証券報』
「新三板」、年内取引拡大へ
中国証券業協会は「新三板(株式代行売買システム)」業務を扱う証券会社に文書を配布し、「新三板」業務関連取引の試行範囲を拡大し、相対(OTC)取引のマーケットメイク業務を開始することを通達した。条件を満たす個人投資家も「新三板」の取引への参与が可能になり、呼び値提示システムにおける株式譲渡ニーズは大幅に増加する見通し。したがって、関連の証券会社は年内に呼び値提示業務のネット委託システムを開発し、稼動させる必要がある。
海外の株式・先物市場が全面高
ニューヨーク株式市場の3大株価指数は先週、4週連続の上昇となり、1週間の上げ幅はともに2%を超えた。ダウ平均株価は9月に入り上げ幅が8%を超え、1939年以降もっとも良好な9月となった。アジア・太平洋の株式市場も堅調な動きを見せ、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)アジア太平洋指数は1.01%上昇し、22日には5カ月の最高値を更新した。新欧州ブルーチップ指数の先週の上げ幅は0.5%だった。