中国青海省の西寧と西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)を結ぶ航空便が11日、就航した。これにより、西寧から拉薩へのアクセスが一段と便利になり、ルート選択の幅が広がった。
青海省は西蔵を訪れる際の重要な中継地点とされてきた。近年、西蔵高原ツアーが人気を集める中、多くのツアー団体が西寧を高原の特殊な環境に順応するための乗り継ぎ空港としている。西寧-拉薩便の就航は、昌都(チャムド)-拉薩便の混雑解消と航空便の遅延緩和につながるとみられている。
西寧-拉薩便の運航時刻は、往路(西寧→拉薩)が午前10時発、午後0時30分着、復路(拉薩→西寧)が午後1時20分発、午後3時30分着。
「人民網日本語版」2010年10月11日