最新の統計データによると、今年1-8月の中国国内の自動車販売台数は1200万台に迫り、前年同期比39%増加した。中国汽車(自動車)工業協会がまとめた統計によると、今年の中国産自動車の販売台数は1700万台に上る見込みだ。このことは、中国産新車販売台数が米国の記録を抜いて過去最高を更新するということを意味している。「国際金融報」が伝えた。
自動車全般の沸騰ぶりに直面して、業界関係者たちは非常に楽観的な予測をうち出している。たとえば生産販売台数が毎年10%のペースで増加すれば、5-10年後には4千万台の規模に達すると予測する。その一方で、沸騰ぶりが関連方面の懸念を引き起こしてもいる。たとえば自動車保有台数の急速な伸びにより、都市に交通渋滞や大気汚染といった経済的・社会的問題を引き起こすといった懸念だけでなく、急速な伸びが中国自動車産業に最終的にどれくらい利益をもたらすのか、この伸びは持続可能な発展なのかどうか、といった遠い将来を見据えた懸念もある。