国家情報センター情報資源開発部の徐長明主任によると、自動車増加率は国内総生産(GDP)増加率の1.5倍が適切だ。つまり、中国自動車市場の増加率は12-13.5%の範囲にあるのが合理的だということになる。現在の急速な増加率から、自動車市場がある種の異常な発展状況にあることがうかがえる。
ある専門家によると、2009年の中国自動車市場は減税をはじめとする消費喚起政策の後押しを受けて大きく浮揚し、内需拡大などに大きく貢献した。だが長期的にみて、自動車産業は理性的で持続可能な成長を維持していくべきだという。
「人民網日本語版」2010年10月11日