中国が12年にわたって展開してきた新しい国土資源の大調査が重大な成果を遂げた。新しく発見された鉱物産地は約900カ所で、鉄、銅、アルミニウム、カリ岩塩など国家稀少鉱物なども含まれる。中国地質調査局は9日に北京で、国土資源の大調査による鉱物資源の資産結果を発表した。
今回の新しい国土資源大調査は、国務院の批准を経た国の特定項目であり、実施期間は1999年から2010年、総投入額は120億元(約1560億円)。12年にわたる調査により 900カ所余りの鉱物産地が発見され、大規模、特大規模の鉱物産地は152カ所に上る。また鉱物資源量も増え、石炭は1300億トン、鉄鉱石 50億トン、銅 3850万トン、ボーキサイト4億4900トン、金1830トン、カリ岩塩4億6800トンとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月12日