『上海証券報』
専門家:今年は曲折はあるがまだ順調、来年は見通しが立たない
12日に開かれた中国社会科学院「中国経済情勢分析と予測――2010年秋季報告会」で、「安定」は政府関係者や専門家の間でもっとも多く登場した単語の一つである。
消費を牽引する3大分野入れ替え 中国の今年のGDP伸び率は9.9%
中国社会科学院は、中国の2010年のGDP伸び率は前年比9.9%に達し、CPIは3%以内になると予測した。消費が安定した伸びを続けると同時に、固定資産投資と輸出の伸びは2009年と全く逆の動きとなり、ともに下落する見通し。報告では、中国経済は安定しながら発展する可能性が高いとしている。