輸出は鈍化、輸入は加速、貿易黒字は減少 9月

輸出は鈍化、輸入は加速、貿易黒字は減少 9月。

タグ: 輸出 輸入 貿易黒字

発信時間: 2010-10-14 16:02:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国が世界貿易のバランスを取るために行ってきた努力が実を結んでいる。税関総署が13日に発表した今年9月の輸出入データによると、輸出の伸びが鈍化し、輸入の伸びが加速するのにともない、貿易黒字は168億8千万ドルで前月比15.7%減少し、5カ月ぶりの低い水準となった。「国際金融報」が伝えた。

あるデータによると、9月の輸出入額は2731億ドルで前年同月比24.7%増加し、うち輸出は1449億9千万ドル(同25.1%増)、輸入は1281億1千万ドル(同24.1%増)だった。対外貿易の輸入の前月比増加率は7.4%で過去最高を更新した。輸出は同4.1%の増加にとどまり、これにより9月の貿易黒字が5カ月ぶりの低水準となった。

国家発展改革委員会対外経済研究所の張燕生所長によると、ここ2-3カ月は経済成長が目立って好転し、産業振興や国民生活の改善への投資が適度に増加した。また中国が輸入拡大および貿易黒字減少の政策を採ったことが、貿易黒字減少の最も重要な原因だという。

同日発表されたデータによると、今年1-9月の輸出入額は2兆1486億8千万ドルで前年同期比37.9%増加したが、6月以降のデータをみると、通年の輸出入額増加率は35%前後にとどまることが予想される。5-9月の輸出をみると、単月の増加幅は4カ月連続で目立って縮小している。

野村証券中国エリアの孫明春チーフエコノミストによると、輸出の伸び鈍化の主な原因は、比較の対象となる昨年の数字が高かったこと、9月の営業日数が昨年より2日少なかったこと、また輸出面での外部のニーズが欧米経済の成長傾向が鈍るのにともなって減少を続けたこと、などだ。

あるデータによると、主要経済体のうち、米国では製造業購買担当者景気指数(PMI)が8月の56.3から9月は54.4にダウンし、将来を見越した新規受注額の在庫減少指数が1.7からマイナス4.5へと急落し、またユーロ圏、日本、英国でもPMIがダウンした。

だが国務院発展研究センターマクロ経済部の張立群研究員は、中国の対欧米輸出構造はなお伝統的なミドルエンド製品やローエンド製品にとどまっており、消費者との関係が深く、ニーズの弾力性が小さいため、中国の対外貿易輸出は引き続き競争においてかなりの優位にあるといえる。また中国の対新興市場輸出の力強い伸びも、未来の対外貿易輸出入に牽引作用を発揮することになる、との見方を示す。

「人民網日本語版」2010年10月14日

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