上海・深セン株式市場は18日、合計4886億元という莫大な売買高で記録を更新し、上海総合株価指数は一時3000ポイント台に回復した。先週1週間で8.49%上昇した上海総合株価指数がこの20カ月で最大となる上げ幅を記録したのに続いて、18日は開始早々前週末の勢いがおとろえず、一時3000ポイント台を突破した。とことが、両株式市場で売り注文が殺到して一気に下落し、午後の上海総合株価指数は混乱が続いた。この動きは短期利益を狙った売りと、主力資金が強行に持ち株調整をした結果によるものだ。人民元に比べ米ドルの疲弊が続いていることと、投資家の自信が強まっていることなどがこういった状況を引き起こす主な原因だとアナリストは分析する。
「人民網日本語版」2010年10月19日