「科学的発展」は「十二・五」の中国の経済・社会発展のメーンテーマ
中国共産党第17期中央委員会第5回全体会議(五中全会)で審議、採択された「十二・五(第12次5カ年計画)」に関する提案で、「十二・五」計画の制定は科学的発展をテーマにする必要があることが提起された。これは『提案』の最もはっきりした特徴で、時代の要求でもあり、「十二・五」期間、ひいてはより長い時期の改革開放と現代化建設の全体に関わってくる。
発展は現代中国と世界の流れで、中国のすべての問題を解決する上でキーポイントとなる。
「現代中国において、発展を堅持することは正しいやり方で、本質的な要求は科学的発展を堅持し、人間本位、持続可能な発展の全面的な協調、各方面への配慮、民生の保障と改善に重視し、社会の公平・正義を促進することだ。発展は成長と異なり、速度や規模、一時的な善し悪しだけを見てはならない。発展が科学的でなければ、道は狭くなっていく。私たちが追求する発展は、人間本位、持続可能な発展の全面的な協調でなければならない」と、中央党校の鄭権副研究員は話す。