第7回中国-ASEAN博覧会経済技術協力プロジェクト契約式典が20日に行われた。国際的な経済協力プロジェクト76項目の調印が行われ、投資総額は32億9800万ドルに上った。また、国内の経済協力プロジェクト96項目も調印され、投資総額は492億7400万元に上った。新華網が伝えた。
第7回中国-ASEAN博覧会の関係者によると、製造業に関するプロジェクトは依然として博覧会で調印されるプロジェクトの主役であり、中でもマイクロモータ、LED、デジタル通信、デジタル家電などの新技術、新材料、新製品の生産プロジェクトが製造業プロジェクトに占める割合は20%を超えたという。
国際的な経済協力プロジェクトのうち、中国企業の対外投資プロジェクトは12項目、投資総額は4億3200万ドル。中国の外資利用プロジェクトは64項目、投資総額は28億6600万ドル。プロジェクト内容は、工業製造、インフラ、交通エネルギー、農業および農産物加工、観光開発、商業・貿易・物流、ソフトウェアと情報サービスなどの産業にわたる。これらの国際的な経済協力プロジェクトのうち、ASEAN諸国との協力プロジェクトは30項目で投資総額は11億5300万ドル、中国企業の対外投資プロジェクトは全てASEAN諸国に対する投資となった。
今回調印されたプロジェクトに関わった国と地域は以下の通り。インドネシア、ミャンマー、ブルネイ、ベトナム、タイ、カンボジア、シンガポール、マレーシア、米国、英国、フランス、カナダ、日本、香港、マカオ、台湾--。
「人民網日本語版」2010年10月21日