中国の関係部門は、10種類の金属の戦略的な備蓄に関する研究を行い、作業はすでに検収段階に入っていることが先般明らかになった。
これらはレアアース、タングステン、アンチモン、モリブデン、すず、インジウム、ゲルマニウム、ガリウム、タンタラム、ジルコニウムの10種で、いずれもレアメタルである。
また、消息筋によると、中国商務部はレアメタル(希少金属)の輸出政策を調整しており、レアメタル輸出割当額は年々減少傾向にあり、減少幅は2-3%となっていることがわかった。
戦略的金属であるレアアースの輸出割当額は減少する見通しで、減少幅はまだ話し合いの最中だが、その他のレアメタルを上回る可能性が高いと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月3日