中国の多数の政府部門責任者は6日、北京で会議に出席し、外資構造の合理化と外資利用の多様化を今後の外資導入の重点とすることで合意した。
同日に開催された第4回国内外多国籍会社CEO円卓会議で李毅中工業情報化相は「中国は外資を伝統産業の技術改造や新型産業、ハイテク産業、また中国中西部に導入することを奨励する。また、多国籍企業が中国で研究開発や現代化物流それに科学技術サービス、ソフトウエア情報サービスなどの生産サービス業を拡大することを支持する」と述べた。
今年9月までに中国に設立された外資企業は累計70万社、外資実際利用額は1兆ドルに達した。これらの数字において、中国は18年間連続して途上国の中でのトップに立っている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2006年11月8日