『証券時報』
胡錦涛主席:G20サミットで市場に積極的シグナルを発すべき
中国の胡錦涛主席は、「世界経済はゆっくり回復しているが、基礎はまだ固まっておらず、プロセスは不均衡で、大きな不確定性が存在する。国際金融危機の影響から脱し、世界の経済成長を回復させる上でまだ厳しい試練に直面している。G20メンバー国はこれまでのサミットでの承諾を確実に実行し、各国は協力の精神を引き続き発揮し、各種の保護主義に反対し、自由貿易と投資を妨げる政策をなくし、経済のグローバル化の過程で新たな経済成長点を育成する必要がある」と強調した。
10月の輸入は前月比大幅減 貿易黒字額が年内2番目に
中国税関総署が10日に発表したデータによると、今年10月の輸出入総額は2448億1000万ドルで、前年同期より24%増加した。うち、輸出額は1359億8000万ドルで同22.9%増、伸び率は前月より2.2ポイント縮小。
輸入額は1088億3000万ドルで同25.3%増、伸び率は前月比1.2ポイント拡大した。前月比では輸出が6.2%減、輸入が15%減だった。輸入の前月比減少幅が比較的大きいため、10月の貿易黒字額は前月の168億ドルから271億5000万ドルに拡大し、規模は年内2番目となり、市場の予想を大きく上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月11日