中国国家統計局のデータによると、10月の全国70大中都市の住宅販売価格は前年同期比で8.6%上昇し、上げ幅は9月より0.5ポイント縮小した。前月比では0.2%上昇し、上げ幅は9月より03%縮小、ここ10カ月で最低となった。
70都市のうち、広州、上海、杭州、寧波、済南、泉州、温州、北海の8都市で住宅価格が前月比で下落した。購入制限令が出された15都市のうち、広州、上海、杭州、寧波の4都市で価格反落の動きがあり、その他の都市でも上げ幅の縮小や新築物件の値下がりが見られた。専門家によると、これは9月29日に発表された不動産価格抑制に向けた追加策が効力を発揮し、中でも購入制限令が著しい効果を現したことを示している。
広州では10月は前月比0.1%下落
国家統計局のデータによると、10月の広州の不動産価格は前年同期比1%上昇、前月比0.1%下落した。新築物件の価格は前月比横ばい、前年同期比1%上昇。中古物件は前年同期比1.3%上昇、前月比0.2%上昇した。