人民元が1日で200bp上昇 上昇ペース加速か

人民元が1日で200bp上昇 上昇ペース加速か。

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発信時間: 2010-11-12 15:23:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

11月11日の人民元対米ドル為替レート中間値は6.6242元で、前営業日の6.6450元より208ベーシスポイント上昇し、人民元が再び急速に上昇する可能性が出てきた。

人民元の中間値は2営業日続けて2005年の為替制度改革以降の最高値を更新し、さらに11日の上げ幅は前営業日比で拡大した。招商銀行の劉東亮アナリストは、「ここ2日の中間値を見ると、近いうちに人民元の上昇ペースが大幅に加速する可能性がある」と話す。

11日の価格で計算すると、2005年の為替制度改革以降、人民元対ドルレートは22.43%上昇し、今年6月に人民元相場の弾力化を発表してからは3.11%上昇した。

また同日、中間値に押し上げられ、直物市場の終値も2005年の為替制度改革以降の最高値となる6.6257元をつけ、一時6.6173元まで上昇し、変動幅は207ベーシスポイントに達した。商業銀行のディーラーは、近ごろの中間値の急速な変動により直物市場の変動幅も拡大していると話す。

そのほか、人民元の先物取引市場の変動幅も大きく、ノンデリバラブル・フォワード(NDF)の価格は比較的安定していることから、海外の人民元切り上げ観測に大きな変化がないことがわかる。

G20サミットで人民元為替レートが圧力を受けることや、中国は金融引き締めで輸入型インフレに対抗する必要があることは、人民元の上昇を早める要因になると見られている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月12日

 

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