貸付の大半を占める中国銀行、農業銀行、工商銀行、建設銀行の4大国有商業銀行は10月末、不動産デベロッパーへの新規貸付審査を停止したことがわかった。不動産情報紙「中国房地産報」が伝えた。
中国工商銀行の与信審査の責任者は7日、記者の質問に対し、工商銀行が通年の貸付任務を終え、北京支店を含む多くの地方の支店で不動産デベロッパーへの新規貸付を停止したことを明らかにした。中国銀行、建設銀行、農業銀行の関係者からも同様の証言が得られている。
国寿資産管理会社のある関係者は、「4大銀行を調査したところ、不動産デベロッパーへの新規貸付は10月にほぼ停止している」と話す。