中国都市発展研究会の程安東・理事長が中国都市発展研究会第6回代表大会で明らかにしたところによると、2009年末現在、中国の都市化率(都市人口が全国総人口に占める割合)は46.6%に達した。今後5年間で、中国の都市化は急速に発展する新段階を迎え、第12次五カ年計画(2011年-2015年)の終わりごろには都市化率は50%を突破し、都市人口は7億人となり、初めて農村人口を上回る見込みだ。新華網が伝えた。
程理事長は、「都市化のスピードアップは内需牽引の重要な手段だ。ますます多くの農民が都市に移り住み、仕事をするに伴い、彼らの収入も高まり、ライフスタイルも変化し、住民の消費増加を刺激することになる。農村の過剰労働力と人口が都市に移り住むことは、農村生産の大規模化と農村労働生産率の向上に役立ち、農業の現代化を加速するだけでなく、都市と農村の格差を縮めるのにも役立つ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年11月19日