米国自動車大手のゼネラル・モータース(GM)は18日、ニューヨーク証券取引所で新規株式公開(IPO)を行い、17カ月の間離れていたウォール街へと再び戻った。
GMは2009年6月に金融危機の影響から破産申請を行い、同社の株式はNY証券市場での上場廃止となった。その後、米国政府がこの100年の歴史を持つ自動車企業に495億ドルという救済資金を投入してGMの60.8%の普通株と21億ドルの優先株を所有、同社を再建した。
大まかな計算によると、GMは今回のIPOで普通株4億7800万株を発行し、募集資金は約160億ドルとなる。もし価値50億ドルの優先株を含めると、GMは2008年に上場したVisaに換わり、米国市場で最も大規模なIPOとなる。
「人民網日本語版」2010年11月19日