中国国家統計局など6部門が22日発表したデータによると、中国の研究開発費(R&D支出)の対GDP比は2009年、1.7%となり、2000年に比べ0.8ポイント増加した。中国国営の新華社通信が伝えた。
2009年のR&D支出は2000年の6.5倍に当たる5802億1千万元(約7兆3千億円)、年平均成長率は23%となった。
R&D支出の対GDP比は、自主イノベーションへの投入度合いを測るのに用いられる指標で、先進国は一般的に2%を上回る。中国は第11次五カ年計画(2006-2010年)で2010年をめどに2%を達成する目標を掲げている。
「人民網日本語版」2010年11月24日