朝鮮と韓国の砲撃戦は23日の米欧金融市場に波瀾を巻き起こした。リスク回避ムードが高まりにより、同日ドル指数が上昇し、欧米株式市場は下落した。中でも、米ダウジョーンズ平均株価指数は取引開始後、100ポイント以上が急落し、イギリスFTSE100指数は一時6週ぶりの最低をつけた。
投資家の朝鮮半島地縁政治緊迫化の情勢やユーロ圏の主権債務問題拡大への懸念の影響で、欧米株式市場は23日、軒並み下落した。
北京時間23日23時現在、米ダウジョーンズ平均株価指数は1.20%下げて11044ポイントとなり、S&P500指数は1.29%ポイント下げ、1182ポイントをつけ、また、ナスダック総合指数、イギリスFTSE100指数、ドイツDAX指数、フランスCAC40指数はそれぞれ1.29%、0.98%、0.88%、1.7%下がった。