中国の高速鉄道の運行速度が世界最高記録を塗り替え続けている。しかし、国外では「中国の高速鉄道技術は他国の高速鉄道技術をコピーしたものだ」という指摘もある。中国知的財産権局の田力普局長は22日、これに反論した。
田力普局長は、中国の高速鉄道技術は既存の技術を土台に多くの革新を経て形成されたもので、独自の知的財産権を有する高速鉄道技術であり、コピーという指摘には当たらないと述べた。
これは、田力普局長が22日、成都市で開催された第3回知的財産権・都市発展市長フォーラムの開幕式に出席した後、『成都商報』などのメディアの取材を受けた際述べたもの。
田力普局長はその際、知的財産権の保護を強調すると同時に、知的財産権の「創造」と「応用」をも強調すべきで、海賊版が多発する現象の背景には、自分の知恵を模倣に専念し、「創造」に利用されていないことがある。