中国は今年8月と9月に日本国債を大量に売却した後、10月には再び2625億円分を買い増した。日本の財務省が8日に発表した10月の国際収支統計データによると、中国は3カ月ぶりに日本国債を買い増して、10月には2625億円分を購入したという。買い増し分のうち、期間1年の短期国債が約2319億円で90%を占め、5-10年の中長期国債は306億円に上り、15年を超える超長期国債は購入していない。
今年1-7月期に中国は累計約2兆3千億円分の日本国債を購入した。あるデータによると、1-4月には5410億円分を購入し、5月には7352億円分を購入し、6月には4567億円分購入とやや減少し、7月には再び増加して5830億円分を購入した。だが8月は購入から売却へと転じて2兆200億円分を売却し、8-9月で累計約2兆8千億円分を売却した。これで中国が売却した日本国債は年初以来買い増した日本国債を約5千億円分上回っている。
「人民網日本語版」2010年12月9日