第11次五カ年計画(2006-2010年、十一五)期間に、中国の文化産業が急速に発展し、成長率は年平均15%を超え、文化産業が国民経済の基幹産業となるための潜在力が顕在化し始めたといえる。新華社が伝えた。
文化部の蔡武部長がこのほど天津市で開催された第4期国家文化産業モデル拠点命名プレート授与大会の席で述べたところによると、十一五期間に中国文化産業の年平均成長率は15%を超え、同期の国内総生産(GDP)成長率を6%上回り、急速な成長傾向を維持した。08-09年は金融危機の衝撃に直面しつつも、文化産業は流れに逆らって上昇の勢いを示し、その優位点であるエネルギー消費の少なさ、汚染度の低さ、付加価値の高さが一層目立つようになった。09年の文化産業生産額は約8400億元に達した。
「人民網日本語版」2010年12月13日