2010年全国発展・改革会議が14日、北京で開かれた。国家発展改革委員会の張平主任は、来年の発展・改革に関する8つの活動を取り決め、物価抑制に関するの監督管理を来年の重点とする方針を固めた。また、関心が集まっている地域経済の発展について、成渝経済区や京津冀(北京・天津・河北省)都市圏などの地域計画は、できるだけ早く公布するという。
張平主任は、「重要商品の生産・輸送・販売の連携をはかり、備蓄・流通の調整をしっかり行い、市場の供給を確保しなければならない」とし、すでに決定している価格引き上げ案については「公布を周到かつ慎重に行い、社会の受容能力を十分に考慮し、関連措置を充実させる必要がある」と語った。
地域経済の発展については、雲南橋頭堡、成渝経済区、海峡西岸経済区、内蒙古の経済・社会の良好かつ急速な発展促進などの計画と政策が来年公布される。さらに張平主任は、京津冀都市圏などの計画と意見を早急に制定するよう要求した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月15日